都市ガスとプロパンガスの違い | ||
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都市ガス | プロパンガス | |
ガスの供給方法 | 地下の導管 | 各戸へ設置されるボンベ |
供給エリア | 都市部中心 | 全国どこでも |
発熱量の違い(火力の違い) | 11,000kcal/㎥ 火力少ない | 24,000kcal/㎥ 火力多い |
都市ガスの特徴の1つが、空気よりも軽いことです。空気のおよそ半分の重さで、比重は約0.5です。そのため、ガス漏れ警報器の取り付け位置はキッチンの上部など、検知しやすい位置としています。 万が一漏れた場合は、天井部にたまりますので、窓を開けて換気をすることにより大気中に放出します。 一方、プロパンガスは空気に対して1.5~2.0と重く、室内に漏れた場合は足元にたまります。そのため、プロパンガスのためのガス漏れ警報器の取り付け位置は、床のすぐ上のあたりの低い位置に取り付けます。万が一漏れた場合、屋外にほうきで掃き出すことが室内の事故を防ぐために有効です。このように、空気より軽いか重いかによって、ガス漏れ警報器の位置や万が一漏れた場合の対応に違いが生じます。